実測ベース試算ツール

太陽光を載せたら、電気代はいくらになるか

一条工務店・オール電化の家に15か月住んだ実測値を係数にして計算しています。カタログのシミュレーションではありません。

このページの内容(3項目)
  1. 条件を入れる
  2. 年間の見込み
  3. 計算の根拠

条件を入れる

パネルの枚数42 枚 = 10.29 kW

一条工務店は屋根に載る枚数で容量が決まります。わが家は1枚245Wで42枚=10.29kW、載せられる上限は55枚=13.475kW。1枚あたりの出力は契約年や屋根の仕様で変わるので、見積書の数字で読み替えてください

家全体の年間消費電力8,227 kWh

大人3人・32坪・オール電化・EV充電込みでわが家は8,227kWh(電力モニターの実測)。4人家族なら11,000〜13,000kWhが目安

売電単価15 円/kWh

わが家は15円で10年一律の旧FITです。2025年10月からの「初期投資支援スキーム」は 1〜4年目24円・5年目以降8.3円の2段階で、10年平均にすると約14.58円。 総額では旧FITの15円一律とほぼ変わりませんが、お金が入る時期が前倒しになるのが違いです。 今から建てる方は、上のボタンで年次を切り替えて見てください。 なお2027年度も24円/8.3円で据え置くことが決定済みです(経産省 調達価格等算定委員会)

買う電気の単価34 円/kWh

基本料金を含めた実質単価。34円は固定の試算用単価です。実際の請求額からの逆算値とは異なります

蓄電池の台数1 台(7.04kWh/台)

わが家は1台(7.04kWh)です。台数を変えると下の表が全部入れ替わります。 1台目と2台目で効き方がまったく違うので、3つとも並べた比較を下に出しています

蓄電池1台あたりの容量7.04 kWh

わが家は一条工務店のオリジナル蓄電池で7.04kWh。メーカーによって5〜16kWh程度と幅があります。 使えるのは表示容量の9割として計算しています(残量を1割残す前提)

パワコンの出力制限9.9 kW

わが家はパネル10.29kWに対してパワコンを9.9kWに制限しています。 こうすると10kW未満に収まり、住宅用(余剰買取)の区分で売電できるためです。 10.0kW以上にすると産業用(全量買取)の区分になり、売電単価も手続きも変わります。 この試算は余剰買取が前提なので、10kW以上での結果はそのままでは使えません

エコキュートを夜に沸かす量0 kWh/年

0のままなら、わが家と同じ「昼に沸かす」設定です。 右に動かすと、その量だけ昼から夜へ移します。夜に沸かせば太陽光は使えないので買電が増え、 代わりに昼の余剰が売電に回ります。1,200kWhがわが家の給湯量の目安ですが、 これは実測ではなく推定値です(中間期の日別消費の最小11.5kWhと中央値17.4kWhの差から出したもの)。 湯船を毎日溜める家ならもっと多く、シャワーのみなら少なくなります

年間の見込み

実質の電気代(電気料金 − 売電収入)

—

円/年

売電量
— kWh
売電収入
— 円
買電量
— kWh
電気料金
— 円

蓄電池の台数で比べると

台数売電量買電量実質の電気代1台増やす効果

パネルを多く載せても、パワコン(パワーコンディショナ)の出力までしか売れません。わが家はパネル10.29kWに対してパワコンを9.9kWに制限しています。こうすると10kW未満に収まり、住宅用(余剰買取)の区分で売電できるためです。代わりに晴天の昼は9.9kWで頭打ちになります(9.9kW=41枚相当)。この試算にはその頭打ちを反映しています。

計算の根拠

台数・容量・パワコンを変えたときの数字は、実測ではなく試算です。 わが家に実際にあるのは7.04kWhが1台・パワコン9.9kW・エコキュートは昼沸き上げという構成だけなので、 それ以外は日別データから組み立てた推定になります。 1日の中の時間の前後までは見ていないため、2台目はやや大きめに出る方向です。 朝に買って昼に売った日も「貯められた」と数えているためです。

この試算は、実際の請求書とぴったりは一致しません。 電力モニターが記録した売電量と、電力会社が実際に買い取った量が同じではないためです。 初期値のまま(42枚・売電15円・買電34円)だと売電収入は約7.8万円と出ますが、 同じ12か月に東京電力パワーグリッドから実際に振り込まれた額は75,150円でした。

15か月で見ると、モニターの売電量は7,340kWh、実際に買い取られたのは7,058kWh(105,870円÷15円)。 モニターのほうが4.0%多く出ています。検針日のズレで説明できるかを日別データで確かめましたが、 0〜25日のどこにずらしても差は縮まりませんでした(月ごとの一致は暦月がいちばん良く、ずらすほど悪化します)。 期間の取り方ではなく水準の差なので、原因は特定できていません。

買う電気のほうは 2,356kWh × 34円 = 80,104円 に対して実際の請求額は91,238円(差11,134円)で、 買電単価34円は請求実績と一致する単価ではありません。 金額そのものは実測レポートの請求書ベースの数字を見てください。

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この試算がきれいに出ている理由の一つ

わが家の契約はオクトパスエナジーの「シンプルオクトパス」で、 基本料金0円・燃料費調整額0円です。請求額がほぼ「買った量 × 単価」だけで決まるので、 太陽光で減った分がそのまま請求額の減少として見えます。 燃料費調整額が毎月動く契約だと、電気代が減ったのが太陽光のおかげなのか燃調のおかげなのか切り分けられません。

このシミュレーターが使っている実測値も、その契約のもとで記録したものです。 ただし安くなるかどうかは、いまの契約と使い方によります。 オール電化向けの時間帯別プランのほうが合う家もあります。必ずご自身の使用量で試算してください。

オクトパスエナジーを見る(紹介リンク)

上のリンクは当サイトの紹介リンクです。ここから申し込まれた場合、 紹介した側とされた側の双方に電気代の割引特典が付き、当サイトも特典を受け取ります。 特典の金額と条件は時期によって変わるため、ここには金額を書いていません。リンク先の最新の記載をご確認ください。 特典の有無によって、このページの数値や試算の中身を変えてはいません。

一条工務店施主の記録/電気代と総額の実測

一条工務店で家を建てた一個人が、自宅の実測値と手元の書類をもとに書いている記録です。一条工務店とは資本関係も業務上の関係もなく、公式サイトではありません。掲載している数字はこの1軒のものです。

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