このサイトの数字の出どころ
サイトに載せているグラフや表は、すべてこのファイルから計算しています。 加工前のものをそのまま置いてあるので、ダウンロードしてご自身で集計し直せます。 数字が合わない箇所を見つけた方は、ご指摘ください。根拠を示して訂正します。
| ファイル | 中身 | 列 |
|---|---|---|
| denryoku_daily_2025-04_2026-08.csv | 電力モニターの日別実績 2025年4月1日〜2026年8月31日(518日) |
日付,発電,消費,売電,買電,充電単位はkWh |
| monthly.json | 月別の金額と電力量 2025年6月〜2026年8月(15か月) |
売電収入・電気料金・実効単価・発電・消費・売電・買電・蓄電池充電 |
| hourly_2025-12-14.csv | 時間別の実績(冬・晴天) | 時刻,発電,消費,売電,買電,充電,放電単位はkWh |
| hourly_2026-02-08.csv | 時間別の実績(冬) | |
| hourly_2026-04-19.csv | 時間別の実績(春) | |
| hourly_2026-05-05.csv | 時間別の実績(春・発電の多い日) | |
| hourly_2026-05-30.csv | 時間別の実績(春) |
上のCSVを加工せずに1日1本の棒にしたものです。平均や月合計にする前の、生の形。
発電は、季節よりも「その日の天気」で動きます。 いちばん多かったのは2026年5月5日の65.7kWh、中央値は34.0kWh。 隣り合う日で倍以上ちがうことが、春でも冬でも起きています。 月合計や年間発電量だけを見ていると、この振れ幅は見えません。
消費のほうは逆で、季節ではっきり段がつきます。 床暖房を使う冬に持ち上がり、中間期に落ちます。最大は2026年8月22日の41.3kWh、中央値は22.7kWh。
2026年2月8日は、月次集計と同じ期間で1日だけ、発電が1kWhを割った日です(0.041kWh)。 同じ日の買電量34.0kWhは、記録した中で最大でした。 発電がゼロになれば、消費がまるごと買電に変わります。 下の時間別グラフにこの日を入れてあるので、1日の中でどうなっていたかも見られます。
「ほとんど電気を買わなかった日」がいつ集まっているかを、月ごとに数えました。 濃い順に、その日の買電が0.5kWh未満・1kWh未満・2kWh未満です。
4月と5月に、はっきり固まります。 2kWh未満の日は4月が30日中15日、5月が31日中19日。 5月は約6割の日に、ほとんど電気を買っていません。 買電量の中央値も、12月の9.18kWhに対して5月は1.08kWhで、8倍以上ちがいます。
理由は発電と消費が同時に有利になるからです。春は日が長くて発電が伸びるうえ、 床暖房もエアコンも止めているので消費が落ちます。自給率は4月86.7%・5月87.4%。 いちばん低い12月の57.9%とは30ポイント近い差があります。
逆に、2025年7月から2026年2月までの8か月で、2kWh未満だった日は10月の6日だけです。 残り7か月はゼロ。夏はエアコン、冬は床暖房で消費が持ち上がり、冬はそこに日照の短さが重なります。
4月と5月にこれだけ集まるのは、エアコンも床暖房も止めているからです。 ただ、それだけが理由なら、同じように冷暖房を使わない10月と11月にも同じことが起きるはずです。起きていません。
| 期間 | 消費 | 発電 | 買電 | 電気料金 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年10〜11月 | 1,085 | 1,352 | 325 | 11,375円 |
| 2026年4〜5月 | 1,098 | 2,596 | 143 | 5,078円 |
| 差 | 13(1.2%) | 1.9倍 | 2.3倍 | 2.2倍 |
電力量の単位はkWh。消費は電力モニター、電気料金は請求書の額。
使った電気の量は、13kWhしか違いません(1.2%)。 どちらの期間も冷暖房を止めていて、生活のしかたもほぼ同じです。 それなのに買った電気は2.3倍、電気料金は2.2倍ちがいました。 差をつけているのは発電量のほう(1.9倍)です。
つまり「エアコンを使わない月は電気代がかからない」ではありません。
正しくは「エアコンを使わず、かつ発電が多い月だけ、電気代がかからない」。
同じように冷暖房を止めている秋でも、月5,000〜6,300円かかっています。
消費を減らす工夫と、発電を活かす工夫は別のものです。太陽光のある家では、後者のほうが効く場面があるということだと思います。
月次集計と同じ2025年6月1日〜2026年8月31日の457日では、買電が0.000kWhだった日は0日でした。CSV全518日には買電ゼロが1日あります(2025年4月1日。この行は全項目が0のため、稼働中の実績とは区別しています)。 この期間でいちばん少なかったのは2026年4月19日の0.076kWh。買電単価34円で計算すると3円ぶんです。
この日は時間別データがあるので、中を見られます。昼の8時から16時まではぴったり0.000kWh。 一方で夜間は、消費0.30kWhを蓄電池の放電0.30kWhでちょうど賄っているにもかかわらず、 毎時0.004〜0.008kWhだけ系統から入り続けています。 24時間のうち15時間で、この微量の買電が発生していました。
蓄電池があっても、系統から完全には切り離れないということだと思います。 ただしその理由までは確かめていません。 この日のCSVを見ていただければ、同じ形が確認できます。
1時間ごとの実績。季節と天気の違う5日を選んであります。単位はkWh。
発電の山は正午前後。消費のほうも、5日のうち4日は昼に山が来ています。 消費が最大になった時刻は、12月14日が11時、2月8日と4月19日が13時、5月5日が14時でした。 エコキュートを昼に沸かす設定にしているためです。 深夜に沸かせば同じ量がそのまま買電になりますが、昼なら太陽光でまかなえます。 この判断がいくら効いているかは実測レポートの第3章に書いています。
例外は5月30日で、この日だけ最大が17時(3.76kWh)でした。昼の山とは別に、夕方に伸びる日もあります。
4月19日と5月5日は発電が消費を大きく上回っていて、余った分が売電に回っています。 2月8日は発電の線がほぼ床に張りついたままで、消費だけが立っています。 日別グラフで買電が最大になっていた日を、1時間ごとに見るとこうなります。
このデータは特定の1軒の記録です。屋根の向き、傾斜、地域、世帯人数、生活パターンによって結果は変わります。そのまま一般化できる数字ではありません。設備の条件は実測レポートに書いています。
集計し直す、グラフにする、ご自身の記事で引用する——どれも自由にどうぞ。許可を取る必要はありません。
出典としてhttps://home-gears.net/を書いていただけると助かりますが、必須ではありません。
このサイトを作った理由は、太陽光の話が「営業の試算」か「感想」のどちらかに寄りがちで、 実際の請求書に基づいた数字が見当たらなかったからです。使えるものは使ってください。
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このCSVの電気料金は、すべてオクトパスエナジー「シンプルオクトパス」での実額です。 基本料金0円・燃料費調整額0円なので、請求額がほぼ「買った量 × 単価」で決まります。 データを読むときの前提として書いておきます。
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一条工務店施主の記録/電気代と総額の実測
一条工務店で家を建てた一個人が、自宅の実測値と手元の書類をもとに書いている記録です。一条工務店とは資本関係も業務上の関係もなく、公式サイトではありません。掲載している数字はこの1軒のものです。
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